行事満載の２学期参観日

９月４日に参観日が行われました。たくさんのお母さん、お父さんのご参観ありがとうございました。

子ども達は、うしろをソロリソロリと振り返りながら、家族を見つけると満面の笑みで満足し、また授業に集中していました。学校に保護者が見に来てくれるというのは、子ども達にとって、とっても嬉しいことなんですね。

２時間目、３時間目には、低学年・高学年に分かれて校内童話・お話し大会が実施されました。

童話お話大会は、1～３年生は童話を覚えて発表する、４～５年生は自分の体験を作文にまとめて発表するという大会です。どの学年も覚えて発表するということなので、大変だなぁ～と感じると思いますが、でもこの学習は子ども達にとってもとても大切な学習となります。

それは相手に思いを伝える、表現する学習となります。

そして今回チャレンジした子ども達は、聞いてくれる人に感動を与えれるという、とてもわくわくする体験、そして表現する楽しさを体験できたのではないかなと思っています。こういう体験を大人になるまでに沢山重ねて、人に思いを伝えるという、コミュニケーションの達人に育ってくれればとても嬉しいです。

４時間目は、保護者対象のCAP（防犯教室）が行われました。

子ども達の防犯の基本は、まず自分を大切できること。この世界に存在しているだけで意味がある・・・・。あなたはとても大切な存在なんだということを子どもに伝え続ける責務が大人にはあることを学びました。とても心に響く学びとなりました。

参加者が少なかったことが残念ですが、次回の講演会には、是非勇気の一歩で足を運んでいただき、まずは体験するために、参加してみて下さいね。

また各クラスでは、夏休みに子ども達が創った　”夏休み作品展”が開催されており、子ども達は、お昼休みに他の学年の作品を見学し、面白いアイデアや工夫に、とても楽しそうに見入っていました。

この日は、参観日を兼ねて学校評議員会が開催されました。

評議員の方は、授業参観、校内童話お話し大会、CAP講演会、給食試食会を経て、子ども達の様子を身近に見た後、協議を行い、たくさんの助言や感想が寄せられました。これら貴重な意見を、今後の学校経営に活かしていきたいと思います。

最後に評議委員の方が、ぽつりと・・・。

「私もかつて子どもが学校に通っている時は、参観日は無理をしても時間をつくって参観していました。それは単に授業を見に行くということではなく、子ども達にとっては、仕事の時間を割いてでも、自分のために学校に来てくれているという、とても大きなメッセージになっていたと感じています。だから参観日は大切にしたいんです・・・」　　　心に響く素敵な一言でした。